『鶴工シルクプロジェクト』は、鶴岡伝統のものづくりであるシルク産業を盛り上げ情報発信していきたいとの想いから、山形県立鶴岡工業高等学校の有志と山形大学EDGE-NEXTによって立ち上げられたプロジェクトです。鶴岡のサムライシルクとは、国内最北地・山形県鶴岡市で発達した絹織物です。戊辰戦争以降、刀を鍬に持ち替えた旧庄内藩の若者たちが中心となって原生林を切り開き、松ヶ岡開墾場を開墾。時代とともに全国のシルク産業は衰退していく中、養蚕から絹織物まで一貫工程が残るこの地では今もなお、世界に誇る養蚕の技術が受け継がれています。国内最北地に位置する開墾場から、シルクの良さを再認識し地域の活性化につなげていきたい、もう一度シルクを世界中に広めたい。そんな想いから『鶴工シルクプロジェクト』のメンバーに鶴岡シルク(株)、東北芸術工科大学企画構想学科の学生、鶴岡出身のデザイナーである私が加わり、プロジェクトのオリジナルシルクチーフを制作しました。
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